砥部中学校3年の溝田千容さん(15)が27日、東京都で開かれる「第21回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト」(日本吹奏楽指導者協会主催)にアルトサックスで出場する。予選を突破して挑む初めての全国舞台。溝田さんは「順位も大切だが、今までの練習の成果が発揮できればうれしい」と自然体で練習に励んでいる。
2人の姉の影響で小学4年生の時に吹奏楽を始めた。華やかさと優しさを持ち合わせるアルトサックスに憧れていたが、当時は「身長が足りない」との理由で担当はトロンボーンだった。それでも、中学入学後に吹奏楽部顧問のサックス演奏に感銘を受け、思いが再燃。楽器を変えて3年間腕を磨いてきた。